1. 爆速、1,000Mbps以上
光回線 | 順位 プロバイダ | 平均DL速度(Mbps) | 測定件数 |
コミュファ光 ゲーミングカスタム | 1位 コミュファ光 ゲーミングカスタム | 1,494 | 302 |
フレッツ光クロス | 2位 フレッツ光クロス | 1,203 | 1,796 |
① ASAHIネット | 1,375 | 347 | |
② ぷらら | 1,361 | 309 |
NTT フレッツ光 1G(1ギガ)
光回線には、最高速度1G(ギガ)、2G 、5G、10Gの回線がありますが、全国で利用できるのは、NTTのフレッツ光・1G回線だけです。(フレッツ光には1G以下の速度の商品もありますが、ここでは割愛します。)
この1Gフレッツ光を数十社のプロバイダが、独自の「名称+コラボ」または「コラボ+プロバイダ名」のような商品名で販売しています。一般的に、特に速度が表示されていない場合は1Gと判断できます。
フレッツ光・コラボの場合は、原則として日本全国で利用できますが、一部の「マンション」などでフレッツ光以外方の配線が設置済みの場合には「利用できない」ことになります。あらかじめ、「エリア確認」をしておきましょう。
auやNURO光が速い訳
au光やnuro光は、1G回線ではなく2G、5Gの回線を用意して、フレッツ光1Gと差別化するべく独自に開発されています。au光やnuro光が速いと言われる所以、回線自体が速かったんですね。
au光やNURO光は、まだ提供地域拡大中です。すでに回線設置済みの地域以外では、施設工事完了までに時間を要する場合があります。また、回線を延長して施設するにはコストの問題から、まとめて複数件の需要が見込めない場合は「対象外」(受け付けてもらえない)になることもあります。
申し込む前に「エリア確認」をしておきましょう。
NTT (東日本・西日本)フレッツ光 10G・クロス
クロスとは、NTTフレッツ光 10Gの回線を示す特別な名称です。
現在はまだ地域拡大中で、一部地域だけで利用できます。ここで注意しておきたいことは、1G対10Gなんだから、スピードが10倍になるの?と思われる方もあるかもしれませんが、10G表示はベストエフォートで、最大の条件の時に出る速度であり、実際のところは1Gの2倍程度に捉えておきましょう。
クロスも「地域限定」なので、申し込む前に「エリア確認」をしておきましょう。
速度の単位
bps: (bit / second, bit par second=1秒当たりに送信できるデータの量)
1,000bps とは・・・1秒間に1,000 bit 送信できる送信規格
(数値が大きいほど送信量が大きい=スピードが速い)
単位:
1Mbps の 1,000倍 =1,000Mbps=1Gbps
光回線の速度
インターネットが始まった頃は「電話回線」を利用するところから始まりました。
接続する機器も「モデム」という機器(今のルーターのようなもの)を使っていました。
当時の電話回線はメタル(金属)の電線を経由し、モデムも繋がるまでに数秒かかるというような遅いものでした。通信が光回線に移り変わり、ルーターによって接続までの時間も劇的に早くなりました。この30年余りをかけて回線や関連機器が性能アップしてきました。その結果、ユーザー回線速度は総合的にスピードアップしてきました。
こうした機器の性能は1〜2割の性能アップではなく、カテゴリーや規格によって数値が1桁(10倍)変わるほどの段違いの性能差を生み出していることから、高速化を目指すのであれば、ルーターを繋ぐLANケーブルのカテゴリーやWi-Fiルーターの通信規格の上位製品を使うようにしてください。古いケーブルを流用しているような場合は、回線を取り替えてもケーブルがボトルネックで早くならないなんてことも起こり得ます。