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v17
Parallels を使えば、Mac でWindows ソフトが動かせる。
少し前までは、Office ファイルのやりとりが発生する場合に「どうしようか?」悩むことが多いと思いますが、最近ではOffice関連も状況が変わってきていますから、少し減っているかもしれませんね。
私がこのParallelsに注目したのは、株に興味を持った数年前。
株取引も中長期の取引なら、専用ソフトでなくてもブラウザ版で取引できる。
どこの証券会社もトレードソフトはWindows版しかない。唯一「楽天証券」のみMac用のトレードソフト「MARKET SPEED for Mac」がある。ただ、この二つの名称は似ているが、ソフトの外観や仕様は全く別物だ。
あえて専用ソフトを使用することもないけど、デイトレもやってみたいと思ったらトレード専用ソフトを使うことになる。国内の株取引会社を調べてみたら、各社どこでも無料で使える株取引ソフトはあるが、ほぼ全てWindows用。
じゃー、Windows機を買うしかないのか? Macは長年使っているから大抵のことはわかるけど、Window はさっぱりだし、出費もやだなー。
そんな頃、MacでWindowsを動かすためのアプリがいくつか紹介されていて、最初にアップルが提供している Boot Camp を使ってみたが、使い勝手が悪く放棄した。
もう一つが、Parallels Desktop だ。無料トライアル版(バージョン14の頃だった)を使ってみて、非常に簡単にWindowsを動かすことができた。Parallelsは、WindowsやLinaxなどを「仮想OS」としてインストールすることができる。 Intell版 Mac用に開発され、その後、v17になって M1 Macにも対応した。
Parallels Desktop には、Parallels Toolbox for Mac および Parallels Toolbox for Windows という、Mac と Windows を連携させる強力なツールが用意されている。
Windowsをフルスクリーンモードに設定したら
一旦Windowsとアプリケーションが立ち上がれば、Windows画面は「フルスクリーンモード」や「ウィンドウモード」の変更ができる。2ディスプレイで使う場合は、2画面同時切り替えしたり、MacとWindowsを別々の画面に表示することもできる。
Windowsを「フルスクリーンモード」に設定したら、MacとWindows の画面切り替えは、マジックマウス上で二本指スワイプするだけで切り替えられるので、すっごく簡単。
コピー&ペーストもMac上でするのと同じ感覚でできる。導入当時はちょっと危うい感じもあったけど、その後のParallels のバージョンアップで改善され、非常にスムーズにできる。
PB Pro メモリ8GBで動作するのか? 株トレード:楽天証券 MARKET SPEED II(Win版)使ってみた!
私が使っているパソコンは、Macbook pro( (2017年、Intel Core i5 8GB) + 27インチ外付けWQHD(横幅:2560px)ディスプレイ。これでWndows 10を動作させている。8GBメモリで足りるのかなー?と最初は不安だったが、問題なく動いた。これで株トレードソフト(楽天証券。MARKET SPEED II)を作動させ、約3年使用。株トレードに使用して3年間、一度もWindows 立ち上げに問題が起きることは無かった。Mac使いにとってWindowsパソコンを使うのは、問題が起きた時の対処方法がわからないから、ストレスが溜まる。
Parallels Desktopなら、立ち上げると自動的にWindowsが立ち上がる。windows PCを持っていたら、問題が起きた時にとられる時間は大きすぎる。
ウィンドウズが好きな人は、このメンテナンスが対処できるのが楽しい。マックが好きな人はそういうことに時間をとられるのは嫌だ。
Parallellsでのwindowsでは、一般的なソフトを動かすだけなら、あまり突っ込んだ設定をしないと思うので、問題は起きにくいと思われる。
Parallels Desktopでは、メモリ8メガの場合、両方のOSはそれぞれ4メガずつ割り当てられるので、図体の大きいソフトや大きなデータを扱うのは実用的では無い。メモリが多ければ「常駐」もできるだろう。そうなれば、日常的に両方のOSが利用したい人もストレスなく実行できる。
Paralels の無料「お試し版」を使ってみよう。
この手のアプリは、自分の環境で実際に動作してみないと、自分の目的通りに動作するかは分からない。
そんな時はお試し版で試してみるのが一番。
Parallels のお試し版をmacにインストールするときは、Windows の「お試し版」がインストールできるので(今Windowsを持っていなくても)すぐに動作を試すことができます。
(正規版Parallels 使用時には、Windowsのライセンスキーが必要です。)
下の図は、Parallels インストール中に表示される「Windowsをどの方法でインストールするか、以下の方法から選択する。
その後指示されるように操作していけばインストールできるので迷うことが無い。
ここ絵表示しているのは、バージョン17でのインストール手順です。バージョン18では、表示画面が少し変わっていますが、より簡単になっているようです。
インストール手順が表示されるのでそのまま進めばインストールできます。
Parallels のインストール方法
左:新規でMicrosoft から入手、
中央:USBなどに入ったイメージファイルからインストール、
右:今使っているwindows PCから転送
インストール完了した後は、Parallels を立ち上げると、引き続き Windowsを立ち上げていく。その後は、Windows PCを使うのと同様の操作ができる。
Windows版ソフトをインストールするのは、Windows PCで操作するのと同様の操作です。
「終了」するときは、Parallels を「終了」すると同時にWindows も「終了」するので簡単。
(参考)Windows価格(Amazon)・・・(追記:2023.3)現在のDesktop 18では、正規のWindows11がインストールできます。(Desktop 18に含まれています。)
Macがメインで、少しだけWindos ソフトが使いたい。でもこれが結構重要なら、Parallels Desktop for Mac はそれなりの料金であるが、Windows パソコンを買う費用やそれに関わる保守労力・時間を考えると、合理的な選択肢でしょう。
Parallels Desktop v19
マイクロソフトから正式にWindows提供が認められ、Parallels 18(2023.3月)以降、正式にWindowsをインストールできるようになっています。別途、windowsのライセンスを購入する必要がなくなりました。(下の記事参照)
オペレーティング システム | macOS Sonoma 14.0 以降 macOS Ventura 13.2 以降 macOS Monterey 12.6 以降 macOS Big Sur 11.7 以降[1] macOS Catalina 10.15.7 以降[1] macOS Mojave 10.14.6 以降[1] |
プロセッサ | 任意のApple のシリコン チップ Intel Core i5、Core i7、Core i9、Intel Core M または Xeon プロセッサー |
メモリ | 4 GB of RAM |
ストレージ | Parallels Desktop アプリケーションのインストール用に 600 MB ゲストOS用の追加のディスク容量(Windows OS の場合は 16 GB 以上) |
グラフィックス | Apple M3、M3 Pro、M3 Max、M2, M2 Pro, M2 Max, M2 Ultra, M1, M1 Pro, M1 Max, 及び M1 Ultra チップ Intel、AMD Radeon または NVIDIA グラフィックカード |
公式サイト 最新バージョン:Parallels Desktop 19 for Mac の価格
エディション | 仮想CPU | 価格 |
---|---|---|
Standard Edition | 4 vCPU | 11,500円/年 |
Pro Edition | 32 vCPU | 12,900円/年 |
Business Edition | 32 vCPU | 16,100円/年 |
2023.2月、MicrosoftからParallels Desktop (Arm版 windows11)が正式認定
2023 年 2 月16日、Apple silicon を搭載した Mac 上で、Windows 11 Pro および Enterprise の Arm 版を仮想マシンにインストールし、実行させることができるソリューションとして、Parallels Desktop が Microsoft に認定されました。
これによって、IT アドミニストレーターは、Parallels プラットフォームの Arm 上で Windows 11 を実行することをユーザーに許可できるようになりました。Parallels プラットフォームは、 Alludo がサポートする Microsoft の認可を受けたソリューションです。
(parallels HPより引用)
これまで、parallels でWindows が今後も利用できるかはっきりしていなかったので、不安に思っていた人がいるかもしれません。これで今後も継続して利用できることがはっきりしたので一安心ですね。強力なパワーのM 1, M2、大きなメモリを搭載しているので大きなソフトウェアも軽快に動作するでしょう。
現在のバージョンは、Parallels Desktop 18です。このバージョンでは、Windows を別途購入する必要がなく、windows 11が正規にインストールできます。
Parallels 無償トライアル版をダウンロードする。こちらから⇩
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